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2016/7/9 (Sat)

MicrosoftアカウントでログインしているPCから、ローカルアカウントでログインしているPCのネットワークドライブへ接続する方法。

ちょっと一癖あったので備忘録。


●前置き的なもの
WindowsPCを複数所持している場合、以下の設定をしておくことで、ユーザー認証入力不要でお互いのハードディスク内を閲覧できるようになります。サーバを立てたり、ドメインに参加せずとも、ファイル共有だけだったら簡単に出来るようになるので、わりと有名で初歩的なテクニックかと。

・同一のワークグループに所属する
・それぞれのPCで、HDD(ドライブ)を共有設定する
・それぞれのPCで、共通するユーザー名/パスワードのアカウントを用意する

ところが、アクセスする側のPCがMicrosoftアカウントを使用していると「上記の設定を満たしていてもネットワークドライブにアクセスできない!」って事案が発生。


●条件
PC-A(アクセスする側)
形態:タブレットPC
現OS:Windows10 Pro
元OS:Windows 8.1 Pro

ログイン時のアカウント:Microsoftアカウントをローカルアカウントに関連付けて運用。


PC-B(アクセスされる側)
形態:デスクトップPC
現OS:Windows10 Pro
元OS:Windows 7 Professional

ログイン時のアカウント:ローカルアカウントで運用。


●現象
PC-Aを使用して、PC-Bの共有ドライブにアクセスしようとすると、同一のワークグループに所属しているにも関わらず、アクセスが失敗する。

PC-AはタブレットPCで、ストアアプリをちょいちょい入れる都合もあるので、Microsoftアカウントでの運用が前提。
ネットワークドライブにアクセスする時だけローカルアカウントでログインし直す……のは非現実的。


●原因
ちょっとWindowsに詳しい方や、察しの良い方ならすぐお解りかと思いますが……。

Microsoftアカウントをローカルアカウントに関連付けて使用していると、実際にログインしているローカルアカウントのユーザー名/パスワードではなく、Microsoftアカウントのユーザー名/パスワードを使って認証通そうとするので、エラーで弾かれてしまう。

エラー原因の詳細や対策方法は、マイクロソフトサポートの公式ブログにて既に公開されていました!
Microsoft アカウントを関連付けると、ファイルサーバーにアクセス時に資格情報の入力を求められるようになる


●対策
「つまり公式ブログの通りに設定すればPC-AからPC-Bへのアクセスが……できねーじゃん!?」

……という自体に陥ったので、ここからやっと本題(笑)。

基本的な対策手順は公式ブログと同じく。
PC-A側で「コントロールパネル」から「Windows資格情報の追加」を開き、共通ユーザー名/パスワードを追加設定します。

但し、ここに設定する内容が公式ブログとは微妙に異なり、以下のように設定することで認証通るようになりました。

アドレス :\\PC-B
ユーザー名:PC-A\ユーザー名
パスワード:*******


上手く動かなかった間のログを追ってみると、
PC-A「どうも。私、佐藤です」
PC-B「どちらの佐藤さん?ちょっとワカリマセンネー」
てな会話をしている様に見受けられた。

そこで、ユーザー名の先頭に「PC-A\(PC-Aのコンピュータ名 + 半角¥or半角バックスラッシュ)」を付与することで、「PC-Aの方から来ました佐藤です」と名乗らせてみたら、やっと入れてくれた。
ネットワーク社会においても、先に名乗る礼儀正しさは重要視されているみたいだ。


●まとめ的なもの
なんでこういう問題が発生して、こう設定したら直るのか……。プログラマ稼業を離れてウン十年経つと、もはやさっぱり分からない! クリーンインストールしたWin10同士だったら再現しない問題のような気もするし、実に謎い。

それはともかく、
「ワークグループを使用」していて、
「参加しているPCにローカルアカウントとMicrosoftアカウントが混在」していて、
「Windows資格情報を追加してもまだネットワークにアクセス出来ない」、
……という稀有な三重苦でお悩みの方が他にもいらっしゃいましたら、何かしら参考になればと思っておりマス。


というより、もし今のタブレットが吹っ飛んでリカバリ掛けることになったら、同じ問題で3時間悩みそうな未来の自分への予防線が主目的なんだけど。
Rusty Soul wrote.
カテゴリ: PC関連雑記
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