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セルフレビュー
発売日から少し期間が空いてしまいましたが、2023年8月18日発売「性食鬼Aliens Meet Girls」第5巻はお読みいただけましたでしょうか?
よもや!とは思いますが、未読の方のため、そして読後の記憶が既に薄れてきた方のために、恒例のセルフレビュー( )をお送りいたします。
なお、今回もレビュー本文は今俊郎氏にご執筆いただきました。
新学期が始まったとはいえ、街はまだ夏の日差し。
本来なら夏休み気分を引きずっていたいはずのひかるとめいだが、なぜか「着ぐるみ星人撃退」というミッションを謎のバニー星人たちから引き受けてしまう。
始めは渋々だったのが、徐々にノリノリでミッションに取り組み始め、意識も高くなってきた今日この頃なのだが――…。
時にはひかるひとりで、単独捜査をする日もあったりして、そのたびに貞操ギリギリのエロハプニングに見舞われるのだが、それでもなんとか着ぐるみ星人を撃墜していく日々。
で着ぐるみ成敗に明け暮れる一方で、ひかるはクラスメイトの高城光希とかなりイイ雰囲気になり始め、ほんわかイチャラブコメの空気も漂うスピン・オフ2ndシーズン。
休日に彼のお家で試験勉強デート(画策したのは”めい”だが)に持ち込んだまでは良かったのだが、そこにも現れる着ぐるみの影! ヤツらの素性を知らない光希はひかるを庇おうとして叩きのめされ、病院に担ぎ込まれてしまう。
お見舞いに駆けつけてみたらば、当の光希はお色気ムンムンなナースに甲斐甲斐しく世話されて赤面してたりで、なんだかよく分かんないけどモヤッとしてしまう。そんな理想的女子校生ライフを送るひかるなのでした。
順調に進展していたかに思えた着ぐるみ戦線だが、ひかるたちが精力的に励めば相応の反動があるってもの。
着ぐるみとの契約者――内田雪那と名乗る女性が、密かにリトルビッチーズのことを調べ始めたのだ。
彼女もまた、着ぐるみに襲われても自我を保ち続けられる強力なエロスの持ち主で、着ぐるみの目的や正体を知りつつもヤツらに自らのエキスを提供し、見返りに金品を享受している関係のようだ。
光希邸を襲撃した空き巣オヤジとの関係も浮き彫りになり、これまで着ぐるみ星人だけが敵と思われていたこの世界に、ふたりの知らぬ新たな存在が蠢き始めていた。
「着ぐるみという絶対悪をなぎ倒すだけの熱血爽快ストーリー?」と思っていたのが、”人間”かつ”女性”という、ひかる達に近しい存在が敵になるのだとすると、この先一波乱どころか三つも四つも大波が待ち構えていそうである。
相変わらず着ぐるみとリトルビッチーズの乱交闘シーンに見応えのある今巻だが、さらに今回は「ひかる!流行の立ち○ぼに初挑戦!?」的なシーンもあったりで、前巻以上にひかるの中性的な体つきが意外とエロいな!と思い知らされる。
バニー星人たちによる新型支援装備も見逃せない。
なお使い方は以下のとおり、体内の毒素をデトックスしてくれる秘密道具(?)なのだ。
また、着ぐるみサイドに与する謎の女性、雪那の性豪っぷりも必見だ。
汚いおっさん相手に客を取っているかと思いきや、ショタ系美少年にも積極的に手を出し、ひかるやめいのウブっぽい性戯とは一線を画した、大人の遊び方を見せ付けてくれる。
なんにせよ、第2部もいよいよ事件が確信に近づき始め、ドラマの行く末が気になってしまうところではあるが、まずは登場する全女子のエロさ・可愛いさをに敬意を表しつつ、目に焼き付けるように「じっくり」読み進めることをお薦めしたい。(今俊郎 / Toshiro Kon =文)
未読の方はこの機に是非!
性食鬼 Aliens Meet Girls (1)性食鬼 Aliens Meet Girls (2)性食鬼 Aliens Meet Girls (3)性食鬼 Aliens Meet Girls (4)
性食鬼 Aliens Meet Girls (5)
よもや!とは思いますが、未読の方のため、そして読後の記憶が既に薄れてきた方のために、恒例のセルフレビュー( )をお送りいたします。
なお、今回もレビュー本文は今俊郎氏にご執筆いただきました。
『性食鬼Aliens Meet Girls』とは?
秋田書店「ヤングチャンピオン烈」にて連載中の大ヒットSFエロスコミック『性食鬼(作:稲光伸二先生)』に新解釈を加えつつ、美味しいトコだけ切り抜いてみた正式スピン・オフ。
女王の支配から離れ人間社会に溶け込んだ着ぐるみたちを巡り、彼らが起こす連続事件の捜査に当たる女刑事と、イケメン男子に恋した優等生美少女、という二軸で物語は進展していく。
https://akitashoten.co.jp/comics/4253301053
『性食鬼Aliens Meet Girls』5巻レビュー
青春は戦争だ!女の子だって暴れたい!
新学期が始まったとはいえ、街はまだ夏の日差し。
本来なら夏休み気分を引きずっていたいはずのひかるとめいだが、なぜか「着ぐるみ星人撃退」というミッションを謎のバニー星人たちから引き受けてしまう。
始めは渋々だったのが、徐々にノリノリでミッションに取り組み始め、意識も高くなってきた今日この頃なのだが――…。
時にはひかるひとりで、単独捜査をする日もあったりして、そのたびに貞操ギリギリのエロハプニングに見舞われるのだが、それでもなんとか着ぐるみ星人を撃墜していく日々。
青春は忍耐だ!女の子だってワガママ言いたい!
で着ぐるみ成敗に明け暮れる一方で、ひかるはクラスメイトの高城光希とかなりイイ雰囲気になり始め、ほんわかイチャラブコメの空気も漂うスピン・オフ2ndシーズン。
休日に彼のお家で試験勉強デート(画策したのは”めい”だが)に持ち込んだまでは良かったのだが、そこにも現れる着ぐるみの影! ヤツらの素性を知らない光希はひかるを庇おうとして叩きのめされ、病院に担ぎ込まれてしまう。
お見舞いに駆けつけてみたらば、当の光希はお色気ムンムンなナースに甲斐甲斐しく世話されて赤面してたりで、なんだかよく分かんないけどモヤッとしてしまう。そんな理想的女子校生ライフを送るひかるなのでした。
着ぐるみ退治の明と暗。誰かの幸せは誰かの不幸せ。
順調に進展していたかに思えた着ぐるみ戦線だが、ひかるたちが精力的に励めば相応の反動があるってもの。
着ぐるみとの契約者――内田雪那と名乗る女性が、密かにリトルビッチーズのことを調べ始めたのだ。
彼女もまた、着ぐるみに襲われても自我を保ち続けられる強力なエロスの持ち主で、着ぐるみの目的や正体を知りつつもヤツらに自らのエキスを提供し、見返りに金品を享受している関係のようだ。
光希邸を襲撃した空き巣オヤジとの関係も浮き彫りになり、これまで着ぐるみ星人だけが敵と思われていたこの世界に、ふたりの知らぬ新たな存在が蠢き始めていた。
「着ぐるみという絶対悪をなぎ倒すだけの熱血爽快ストーリー?」と思っていたのが、”人間”かつ”女性”という、ひかる達に近しい存在が敵になるのだとすると、この先一波乱どころか三つも四つも大波が待ち構えていそうである。
まとめ。『性食鬼Aliens Meet Girls』5巻の見所!
相変わらず着ぐるみとリトルビッチーズの乱
バニー星人たちによる新型支援装備も見逃せない。
なお使い方は以下のとおり、体内の毒素をデトックスしてくれる秘密道具(?)なのだ。
また、着ぐるみサイドに与する謎の女性、雪那の性豪っぷりも必見だ。
汚いおっさん相手に客を取っているかと思いきや、ショタ系美少年にも積極的に手を出し、ひかるやめいのウブっぽい性戯とは一線を画した、大人の遊び方を見せ付けてくれる。
なんにせよ、第2部もいよいよ事件が確信に近づき始め、ドラマの行く末が気になってしまうところではあるが、まずは登場する全女子のエロさ・可愛いさをに敬意を表しつつ、目に焼き付けるように「じっくり」読み進めることをお薦めしたい。(今俊郎 / Toshiro Kon =文)
関連記事:『性食鬼Aliens Meet Girls』1~4巻あらすじ紹介
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『性食鬼 Aliens Meet Girls』単行本紹介
『性食鬼 Aliens Meet Girls』1~5巻は、全国の書店・電子書籍サイトなどにて好評発売中。未読の方はこの機に是非!
性食鬼 Aliens Meet Girls (1)性食鬼 Aliens Meet Girls (2)性食鬼 Aliens Meet Girls (3)性食鬼 Aliens Meet Girls (4)
性食鬼 Aliens Meet Girls (5)
主なオンライン書店
主な電子書籍版サイト
2007年から2014年にかけてキルタイムコミュニケーション「コミックアンリアル」に連載された大長編ファンタジーエロ漫画『Brandish』。前回(1巻)に引き続き、単行本2巻の見所をギュッと纏めてみましたので、未読の方は購読のきっかけに、既読の方は思い出のリフレインになれば幸いです。
なお今回も本文構成を今俊郎氏にご担当いただきました。
ページを捲ると美麗なイラストギャラリーで始まるBrandish2巻。
我らがサキュバスヒロイン「ツィスカ」。ロリ系魔法使い「マヤ」。クール系美剣士「イルファ」。そして謎の猫耳美少女と『Brandish』の綺麗どころが艶やかなランジェリー姿でお出迎えしてくれる。
コミカルエロティックワールド再演の幕が上がる!
――というわけで、「テーオ」という勇者の少年に一目惚れしたサキュバスの「ツィスカ」。
憧れの彼とお近づきになるためには、お邪魔虫なパーティーの女どもをぶっ飛ばすところから! まずは女剣士「イルファ」をいとも簡単に籠絡して……というのが1巻のラストシーン。
続けてツィスカが狙うはロリビッチ魔法使い「マヤ」。冒険の合間に勇者様と愛し合い、疲れて眠るマヤの夢に潜り込み、とびきりの淫夢を堪能させて体力を悉く奪う。
さらに今度はイルファに化けてテーオの寝室に夜這いをかけ勇者棒ゲットと、やりたい放題のツィスカ。
まぁ、変身が解けてテーオにぶっ飛ばされるまでが『Brandish』の様式美なのだが(笑)
勇者パーティーに楔を打ち込む計画は順調に進行中。……と思いきやなかなか一筋縄でいかないのが『Brandish』だ。
父である魔王から呼び出されて城に戻ると、その場でイキナリ父から犯されるツィスカ!?
イカされまくりながら、魔貴族アグリウスに刃を向けたことを咎められ、見せしめとして父やほかの魔族の前でアグリウスに抱かれ犯されるよう命ぜられてしまう。
積み重なるピンチを、使い魔ネリンの助けを受けてからくも脱したツィスカ。
父魔王に三行半を叩きつけ、テーオを追いかける旅に再出発するのだった。
ということで今回は、父魔王や魔族アグリウスに嬲られまくりのツィスカ。とにかくエッチが濃厚すぎて「ここだけで満足!」という読者も少なくないはず。ふだんは生意気な口をきく女の子が、前も後ろもいいようにされてイキまくる姿は、実に良いものだ(笑)。
一方で折檻ともいえる激しい責めを受けても、性に対するキャパシティが大すぎるせいでどんなプレイでも感じてしまうツィスカが、どこまで行ってもエロくて可愛すぎる。尊い。
とはいえヒロインが一方的に凌辱されるばかりでは『Brandish』を読む楽しみが半減するも事実。「対人間には圧倒的な精力でドSの本領を発揮しまくるツィスカが見たい!」というわけで、今巻では渚で出会った行きずりの少年から、旅の馬車で乗り合わせたショタ神官など、可愛い男の子と見れば片っ端から手を出しまくるのはもちろんのこと。
自らの使い魔「ネリン」の皮を剥き(なんとあの中にはロリ小悪魔が入っていたのだ!)ご褒美と称して犯しちゃったりと、ドSサキュバスの本領発揮で可愛い相手を次々と貪り食ってくれるのだ。
ヤって、ヤラれて、ヤリ返されて。ジェットコースターなエロ展開に読者も楽しく振り回されること請け合いだ。
しかし忘れてはならない。ツィスカは未だありのままの姿でテーオと愛し合えてはいないのだ。はたしてツィスカが己の性癖ドストライクなショタ形態テーオとラブラブエッチできるの日は来るのか!?
連載開始直後から人気もうなぎ上りだった『Brandish』だが、なんとこの2巻ではドラマCD&主題歌付きの初回限定版もリリースされた。ツィスカに声を当てるのは、当時美少女ゲーム声優として一躍脚光を浴びていた倉田まりやさん。さらに脇を固めるテーオ・マヤ・イルファなど全キャラにボイスが当てられている超豪華盤だ。
限定版自体はさすがに現在プレミア価格化しているが、ドラマCDは復刻版が版元のキルタイムコミュニケーションから発売されているので、ファンであれば是非ともコレクションしておきたい一枚だ。
BrandishドラマCD「Succubus Ziska」復刻版
・攻めたら無双。受けに回っても主導権は渡さない。どんなプレイも完全快楽化。サキュバスたるものどう生きるのかをたっぷり魅せ付けてくれる。
・性欲旺盛な女子の腰使いってエグい!男子は絶対泣かされる!
・なかのひとは美少女。そして意外とエロい。
2009年発売の『Brandish』2巻。
初版限定版はもちろん、続く通常版も紙版はかなりの品薄状態のため、今から読むなら電子書籍版がお薦めだ。
全国の専門書店および各電子書籍サイトにて購読可能だが、情報によるとDLsite、FANZAなど成人向を主に取り扱っているサイトの方が、雑誌版に準拠した修正基準になっていて読みやすいらしい。
(今俊郎 / Toshiro Kon =文)
なお今回も本文構成を今俊郎氏にご担当いただきました。
『Brandish』2巻レビュー
自由に生きるサキュバス少女ツィスカは、ある町で愛らしい少年テーオと出会い、強引に初めての女になる。だが勇者の末裔であるテーオの血が覚醒し、一時的に荒々しい青年となった勇者に屈辱的に犯されてしまう。魔族討伐の旅に出たテーオを復讐のため追い続けるツィスカは、何度も返り討ちにあいながら、勇者パーティへ淫らな罠を仕掛けていく。そんなやりたい放題のツィスカへ魔界から呼び出しがかかる――。
大人気の過激悪魔っ娘×ショタ勇者コミック、第2巻!
https://www.ktcom.jp/book/uc/uc26_s.htm
勇者パーティーを挫く淫魔の楔。まずは憎きメス猫どもから!!
ページを捲ると美麗なイラストギャラリーで始まるBrandish2巻。
我らがサキュバスヒロイン「ツィスカ」。ロリ系魔法使い「マヤ」。クール系美剣士「イルファ」。そして謎の猫耳美少女と『Brandish』の綺麗どころが艶やかなランジェリー姿でお出迎えしてくれる。
コミカルエロティックワールド再演の幕が上がる!
――というわけで、「テーオ」という勇者の少年に一目惚れしたサキュバスの「ツィスカ」。
憧れの彼とお近づきになるためには、お邪魔虫なパーティーの女どもをぶっ飛ばすところから! まずは女剣士「イルファ」をいとも簡単に籠絡して……というのが1巻のラストシーン。
続けてツィスカが狙うはロリビッチ魔法使い「マヤ」。冒険の合間に勇者様と愛し合い、疲れて眠るマヤの夢に潜り込み、とびきりの淫夢を堪能させて体力を悉く奪う。
さらに今度はイルファに化けてテーオの寝室に夜這いをかけ勇者棒ゲットと、やりたい放題のツィスカ。
まぁ、変身が解けてテーオにぶっ飛ばされるまでが『Brandish』の様式美なのだが(笑)
エロ無双ムスメ「ツィスカ」を弄ぶ性豪現る!
勇者パーティーに楔を打ち込む計画は順調に進行中。……と思いきやなかなか一筋縄でいかないのが『Brandish』だ。
父である魔王から呼び出されて城に戻ると、その場でイキナリ父から犯されるツィスカ!?
イカされまくりながら、魔貴族アグリウスに刃を向けたことを咎められ、見せしめとして父やほかの魔族の前でアグリウスに抱かれ犯されるよう命ぜられてしまう。
積み重なるピンチを、使い魔ネリンの助けを受けてからくも脱したツィスカ。
父魔王に三行半を叩きつけ、テーオを追いかける旅に再出発するのだった。
愛のないエッチでも愉しんだ者が勝つ。底抜けの性欲こそが正義。
ということで今回は、父魔王や魔族アグリウスに嬲られまくりのツィスカ。とにかくエッチが濃厚すぎて「ここだけで満足!」という読者も少なくないはず。ふだんは生意気な口をきく女の子が、前も後ろもいいようにされてイキまくる姿は、実に良いものだ(笑)。
一方で折檻ともいえる激しい責めを受けても、性に対するキャパシティが大すぎるせいでどんなプレイでも感じてしまうツィスカが、どこまで行ってもエロくて可愛すぎる。尊い。
とはいえヒロインが一方的に凌辱されるばかりでは『Brandish』を読む楽しみが半減するも事実。「対人間には圧倒的な精力でドSの本領を発揮しまくるツィスカが見たい!」というわけで、今巻では渚で出会った行きずりの少年から、旅の馬車で乗り合わせたショタ神官など、可愛い男の子と見れば片っ端から手を出しまくるのはもちろんのこと。
自らの使い魔「ネリン」の皮を剥き(なんとあの中にはロリ小悪魔が入っていたのだ!)ご褒美と称して犯しちゃったりと、ドSサキュバスの本領発揮で可愛い相手を次々と貪り食ってくれるのだ。
ヤって、ヤラれて、ヤリ返されて。ジェットコースターなエロ展開に読者も楽しく振り回されること請け合いだ。
しかし忘れてはならない。ツィスカは未だありのままの姿でテーオと愛し合えてはいないのだ。はたしてツィスカが己の性癖ドストライクなショタ形態テーオとラブラブエッチできるの日は来るのか!?
このサキュバス、しゃべるゾ?
連載開始直後から人気もうなぎ上りだった『Brandish』だが、なんとこの2巻ではドラマCD&主題歌付きの初回限定版もリリースされた。ツィスカに声を当てるのは、当時美少女ゲーム声優として一躍脚光を浴びていた倉田まりやさん。さらに脇を固めるテーオ・マヤ・イルファなど全キャラにボイスが当てられている超豪華盤だ。
限定版自体はさすがに現在プレミア価格化しているが、ドラマCDは復刻版が版元のキルタイムコミュニケーションから発売されているので、ファンであれば是非ともコレクションしておきたい一枚だ。
BrandishドラマCD「Succubus Ziska」復刻版
まとめ。『Brandish』2巻の見所はココだ!
・攻めたら無双。受けに回っても主導権は渡さない。どんなプレイも完全快楽化。サキュバスたるものどう生きるのかをたっぷり魅せ付けてくれる。
・性欲旺盛な女子の腰使いってエグい!男子は絶対泣かされる!
・なかのひとは美少女。そして意外とエロい。
『Brandish』2巻を読もう
2009年発売の『Brandish』2巻。
初版限定版はもちろん、続く通常版も紙版はかなりの品薄状態のため、今から読むなら電子書籍版がお薦めだ。
全国の専門書店および各電子書籍サイトにて購読可能だが、情報によるとDLsite、FANZAなど成人向を主に取り扱っているサイトの方が、雑誌版に準拠した修正基準になっていて読みやすいらしい。
(今俊郎 / Toshiro Kon =文)
Brandish (2) 主な販売サイト
Brandish(2) 通常版Brandish(2) - AmazonBrandish(2) 電子書籍版 - DMMBrandish(2) 電子書籍版 - DLsite.comBrandish(2) 電子書籍版 - BookLive!Brandish(2) 電子書籍版 - ebookjapanBrandish(2) 電子書籍版 - Rakuten Kobo
先月の「コミックアンリアル創刊100号記念」にツィスカの色紙を久しぶりに寄贈させていただいたワケですが――。連載終了から8年以上も経っている作品で、最近の読者の中にはご存知ない方もいらっしゃるかもしれないので、改めて拙作『Brandish』を再紹介。
初の長期連載シリーズとなった拙作『Brandish』1巻の見所をギュッと纏めてみましたので、未読の方は購読のきっかけになれば幸いです。
なお。今回もセルフレビューと称しつつ、プロライター・インタビュアーとしてご活躍中の今俊郎氏に本文を構成していただきました。
電子書籍サイトDLsiteにおいては全巻ランキング入り、FANZAにおいても殿堂入りを獲得するなど、エロ漫画界で一番有名なサキュバスであるツィスカの自由奔放極まる性活譚が、数多の読者の性癖をねじ曲げた!
第1巻はツィスカとテーオの出会いから、旅を続けるテーオをつけ回すツィスカの、エロ道中エピソードがメインとなる。
幼気な少年テーオのビジュアルが、見事性癖に刺さってしまったサキュバスのツィスカ。いっときは絶大な精力に物を言わせ、少年姿のテーオを一方的に嬲ることに成功する。
ところが、この少年テーオには勇者の血が流れており、魔族が近寄るとその存在に反応して少年から屈強で性豪な青年の姿へと変身してしまうのだった!?
ツィスカが情熱的にテーオの体をまさぐれば、それは勇者覚醒のフラグ。
勇者の力の前に、あっと言う間に返り討ちにあってしまうツィスカなのだった。ご愁傷様と言うより他にない。
しかし――!!
「覚醒前のテーオを一方的にしゃぶり尽くした、あの快楽が忘れられない💘」
煩悩まみれのツィスカ。
魔族の姫である彼女にとって、人間の勇者ごときに(いろんな意味で)返り討ちにされたことへの復讐心は留まるところを知らない🔥
何度挑んでも邪険にあしらわれ、可愛い少年とのエッチは毎度おあずけをくらい。
その度にツィスカのピュアハートは爆熱するのだった……!
はたしてツィスカが「幼気な少年テーオを手籠めにし自分色に染め上げる!」夢を叶える日はやってくるのか?
というわけで、出だしからテーオにメロメロなツィスカ。
(一方的に)テーオと一緒に旅を続けようとする彼女の前に、数々の障害が立ちふさがる。
1巻最大のピンチは、ツィスカの父・魔王に使える「魔族アグリウス卿」の城を訪れたときだった。お姫様気質で小生意気なツィスカを疎ましく思うアグリウスに一服盛られたツィスカは、その火照った体を犯されてしまうのだ。
サキュバスにとってはご馳走の膣内射精をおあずけされ、代わりに物欲しくなったアナルバージンを穿り回され、サキュバスの姫としての尊厳は崩壊寸前。
エリート魔族のツィスカはこのピンチ、どう切り抜ける!?
アグリウスの城を何とか脱したツィスカだが、衝撃的な報せが飛び込んでくる。
勇者テーオが「魔法使いマヤ」と「剣士イルファ」という女冒険者ふたりを仲間にしてパーティーを結成しているではないか! これぞRPGのお約束展開!
しかも、テーオと背格好の近いロリっ子魔法使いマヤは、テーオを誘って夜のお楽しみパーティーまで始める始末。これまたRPGのお約束展開(……なのか?)
指をくわえて見てるワケにはいかないツィスカ。
テーオとのラブラブハッピーエンドのためにも、まずは目障りな小娘どもを排除せねば!!
……はたしてツィスカは、無事トンビから油揚げを取り戻せるのか!?
正面からバトルを挑んでもテーオには手も足も出せない。ならば……。
パーティーの分断を画策するツィスカ。
今宵はひとり酒に舌鼓を打つ女剣士「イルファ」に接近する。
サキュバスの魔力でイルファの陰核をペニス化し、快楽堕ちさせてしまうツィスカ。
「TS」や「女体化」「快楽堕ち」といった非現実系Hシチュエーションが毎話のごとく登場するあたりはさすがアンリアル作品の先駆けといったところか。
反撃を試みるイルファだが、サキュバスの性戯に適うわけもなく、語尾に🧡を撒き散らしながらとことんイカされてしまうのだった。
こうして徐々に、勇者パーティーに楔を打ち込み始めたツィスカの次なるターゲットは、ロリビッチ魔法使いマヤ。その顛末は……2巻までお預けだ!
はたしてテーオ一行は無事に旅を続けられるのか?
そしてツィスカの想いがテーオに届く日は訪れるのか!?
・時代が認めたファンタジーエロ漫画の王道。
・サキュバスってエロいだけじゃないんです。恋にHにひたむきな女子ってとにかく可愛いし健気!
・00年代成年誌特有の、こってり濃厚なエロ展開が毎話繰り広げられる。「オカズ換算したら何食分!?」のビッグボリュームでコスパ優良。
2000年代作品ながら、未だにDLsiteやFANZAのランキング上位に残る殿堂入り作品。エロ漫画を嗜む者なら必読といっても過言ではない!
そんな『Brandish』(全6巻)は、全国の専門書店および各電子書籍サイトにて購読可能だが、紙版はかなりの品薄状態のため、今から読むなら電子書籍版がお薦めだ。
(今俊郎 / Toshiro Kon =文)
初の長期連載シリーズとなった拙作『Brandish』1巻の見所をギュッと纏めてみましたので、未読の方は購読のきっかけになれば幸いです。
なお。今回もセルフレビューと称しつつ、プロライター・インタビュアーとしてご活躍中の今俊郎氏に本文を構成していただきました。
『Brandish』とは?
キルタイムコミュニケーションの漫画雑誌「コミックアンリアル」にて、創刊当初となる2007年1月号から2014年7月号まで連載された、単行本全6巻を数えるファンタジーエロ漫画の超大作。電子書籍サイトDLsiteにおいては全巻ランキング入り、FANZAにおいても殿堂入りを獲得するなど、エロ漫画界で一番有名なサキュバスであるツィスカの自由奔放極まる性活譚が、数多の読者の性癖をねじ曲げた!
魔王の娘であるサキュバス「ツィスカ」は、ある町で勇者の血を引く少年「テーオ」と出会う。軽い気持ちで幼いテーオを弄び、強引に彼の”初めて”を奪ったツィスカだが、魔族との接触によりテーオの中に眠っていた勇者の血が覚醒! 逞しい青年へと変身する。勇者の荒々しい肉棒で屈辱的に犯しつくされ、間の町から追い払われてしまったサキュバス「ツィスカ」は復讐を決意、魔族討伐の旅に出た勇者とその仲間たちに、淫らな闘いを挑む――。
https://www.ktcom.jp/book/uc/uc08.htm
『Brandish』1巻レビュー
勇者の少年×魔族の少女、とある街で邂逅。
第1巻はツィスカとテーオの出会いから、旅を続けるテーオをつけ回すツィスカの、エロ道中エピソードがメインとなる。
幼気な少年テーオのビジュアルが、見事性癖に刺さってしまったサキュバスのツィスカ。いっときは絶大な精力に物を言わせ、少年姿のテーオを一方的に嬲ることに成功する。
ところが、この少年テーオには勇者の血が流れており、魔族が近寄るとその存在に反応して少年から屈強で性豪な青年の姿へと変身してしまうのだった!?
ツィスカが情熱的にテーオの体をまさぐれば、それは勇者覚醒のフラグ。
勇者の力の前に、あっと言う間に返り討ちにあってしまうツィスカなのだった。ご愁傷様と言うより他にない。
しかし――!!
「覚醒前のテーオを一方的にしゃぶり尽くした、あの快楽が忘れられない💘」
煩悩まみれのツィスカ。
魔族の姫である彼女にとって、人間の勇者ごときに(いろんな意味で)返り討ちにされたことへの復讐心は留まるところを知らない🔥
何度挑んでも邪険にあしらわれ、可愛い少年とのエッチは毎度おあずけをくらい。
その度にツィスカのピュアハートは爆熱するのだった……!
はたしてツィスカが「幼気な少年テーオを手籠めにし自分色に染め上げる!」夢を叶える日はやってくるのか?
恋に障害は付き物。ツィスカに降りかかるラブトラブルの数々。
というわけで、出だしからテーオにメロメロなツィスカ。
(一方的に)テーオと一緒に旅を続けようとする彼女の前に、数々の障害が立ちふさがる。
1巻最大のピンチは、ツィスカの父・魔王に使える「魔族アグリウス卿」の城を訪れたときだった。お姫様気質で小生意気なツィスカを疎ましく思うアグリウスに一服盛られたツィスカは、その火照った体を犯されてしまうのだ。
サキュバスにとってはご馳走の膣内射精をおあずけされ、代わりに物欲しくなったアナルバージンを穿り回され、サキュバスの姫としての尊厳は崩壊寸前。
エリート魔族のツィスカはこのピンチ、どう切り抜ける!?
え?ウソ?待って。それって私への当て付け?
アグリウスの城を何とか脱したツィスカだが、衝撃的な報せが飛び込んでくる。
勇者テーオが「魔法使いマヤ」と「剣士イルファ」という女冒険者ふたりを仲間にしてパーティーを結成しているではないか! これぞRPGのお約束展開!
しかも、テーオと背格好の近いロリっ子魔法使いマヤは、テーオを誘って夜のお楽しみパーティーまで始める始末。これまたRPGのお約束展開(……なのか?)
指をくわえて見てるワケにはいかないツィスカ。
テーオとのラブラブハッピーエンドのためにも、まずは目障りな小娘どもを排除せねば!!
……はたしてツィスカは、無事トンビから油揚げを取り戻せるのか!?
勇者以外には無双!それがサキュバスの真骨頂!
正面からバトルを挑んでもテーオには手も足も出せない。ならば……。
パーティーの分断を画策するツィスカ。
今宵はひとり酒に舌鼓を打つ女剣士「イルファ」に接近する。
サキュバスの魔力でイルファの陰核をペニス化し、快楽堕ちさせてしまうツィスカ。
「TS」や「女体化」「快楽堕ち」といった非現実系Hシチュエーションが毎話のごとく登場するあたりはさすがアンリアル作品の先駆けといったところか。
反撃を試みるイルファだが、サキュバスの性戯に適うわけもなく、語尾に🧡を撒き散らしながらとことんイカされてしまうのだった。
こうして徐々に、勇者パーティーに楔を打ち込み始めたツィスカの次なるターゲットは、ロリビッチ魔法使いマヤ。その顛末は……2巻までお預けだ!
はたしてテーオ一行は無事に旅を続けられるのか?
そしてツィスカの想いがテーオに届く日は訪れるのか!?
まとめ。『Brandish』の魅力とは!
・時代が認めたファンタジーエロ漫画の王道。
・サキュバスってエロいだけじゃないんです。恋にHにひたむきな女子ってとにかく可愛いし健気!
・00年代成年誌特有の、こってり濃厚なエロ展開が毎話繰り広げられる。「オカズ換算したら何食分!?」のビッグボリュームでコスパ優良。
『Brandish』1巻を読もう
2000年代作品ながら、未だにDLsiteやFANZAのランキング上位に残る殿堂入り作品。エロ漫画を嗜む者なら必読といっても過言ではない!
そんな『Brandish』(全6巻)は、全国の専門書店および各電子書籍サイトにて購読可能だが、紙版はかなりの品薄状態のため、今から読むなら電子書籍版がお薦めだ。
(今俊郎 / Toshiro Kon =文)
Brandish (1) 主な販売サイト
Brandish(1)発売から一ヶ月ほどが経ちまして。
既にご購読いただいた方も多いかと思いますが、恒例の「既刊セルフレビュー」最新4巻を最速でお届けです。
未読の方向け。初版特典情報や取扱書店情報⬇
前巻までで描かれてきた連続強姦事件——通称「新宿事件」がひとまずの終幕を迎えてから約一ヶ月後。世間は9月。学生は長い夏休みを終えて新学期を迎える季節。
ということで始まった『性食鬼 Aliens Meet Girls』第4巻。ここから始まる第2章は、1章にもサブキャラとして登場していた池田ひかる&秋元めいの女子校生コンビが主人公となり、「リトルビッチーズ編」と銘打たれている。
第1章では、柚木凛々香・橘美耶というなかなかに気の強そうな女性ふたりをダブルヒロインに据え、エロいだけでなく、ハードなリョナ展開などもあったスピン・オフ作だったが、主人公が変わって果たしてどう展開していくのか……?
と思う間もなく、夏休み明けの実力テストに打ちのめされている新ヒロインのひとり、池田ひかる。
そんなひかるを慰めようとしているのか、take it easy 精神で遊びに誘う秋元めい。
「ナルホド。第1章でのいかがわしいバイトシーンは、こうやって始まったのか!」
……と納得できるふたりの友情関係というか、悪いお友達関係というか。
なんか、第1章と比較するとかなり軽~い感じで始まり、「もしかして女子校生コンビの甘酸っぱい日常ぶりを堪能するのが第2章のコンセプト?」と秘かに喜んだのもつかの間。
ゲームセンターのトイレでひかるの背後に立ったのは、お馴染みの着ぐるみ星人たちだった!
初っ端から大ピンチに陥るふたり。
あの爛れたバイト生活から足を洗ったかと思いきや、すぐにまた逆戻りなのか?
――そんな彼女たちを救う謎の救世主、謎のバニー美女の登場だ!
まぁ、ほぼ全ての読者にとって、なにが謎なのか分からないほどの有名人の登場だと思うので、この辺の説明はザックリ省くとして。よく分からない人はスピン・オフ元の原作『性食鬼』を頭から一読することをお奨めしておく。
ラビ島とうさ山と名乗るふたりは、ひかるとめいに「着ぐるみ星人と戦う戦士になってほしい」と、とんでもない依頼をふっかけてくる。
その為の武器として「簡易着ぐるみレーダー」と「対着ぐるみ銃」を支給され、ひかるとめいの“リトルビッチーズ”は、着ぐるみ星人たちを炙り出す戦いへと身を投じて行くのだった。
これぞ王道。プリキュア展開(笑)。
さて。ふたりが着ぐるみ星人をあぶりだす方法というのが「JKのコトを助平な目で見てくる男どもをうまく誘い出し、焦らして正体を明かさせる」というもの。
サラリーマン風の中年男性から、ちょいチャラ目の青年まで、一見なんの変哲もない成人男子たちが次々と着ぐるみ化していく展開は、セクハラや痴漢などの性犯罪が横行する現実社会とのシンクロ性も垣間見え、我々の住んでいる世界の闇深さを匂わせている。
表向きデフォルメタッチなライトSF作品と見せかけて、ときどきこういう生々しくエグ味のあるシチュエーションが紛れ込んでくるあたりが、1章から続くこのスピン・オフシリーズの見所のひとつかもしれない。
着ぐるみとの激しい戦いを繰り広げる一方で、学生生活を満喫するのも忘れないひかるとめい。
ひかるには気になる男子ができたりして。
それに気づいためいがちょっかいをだしたりと、楽しく毎日を過ごしているわけだが――。
お相手の彼「高城光希(たかぎみつき)」クンは、或十せねか作品ではお馴染みの、女子垂涎ショタっ気たっぷり可愛い系男子だ!
第1章の大人のエロさあふれるエッチシーンとは一味も二味も違った、初々しくも歯止めの効かない濃厚なエロが期待できるキャラ立て!
ようやくエンジンが掛かってきたな!と、喝采である。
ひとつ懸案があるとすれば、ひかるもめいもオネショタの「オネ」分がややパンチ不足な子たちなので、この先どう折り合いを付けていくのだろうか?
そんな彼とふたりの彼女に、新たな着ぐるみ星人の魔の手が襲い掛かってきて――!?
とまあ、そんな感じの第4巻。
主人公が女子校生二人組ということで、制服エッチや百合プレイなんかも随所に登場し、甘酸っぱいエロ行為を存分に堪能できる。
その一方で、着ぐるみ星人たちが起こす事件は、まだまだ表には出てこない。
はたして「新宿事件」に匹敵するような事件に彼女たちが巻き込まれていくのか……そのあたりはこれからのお楽しみと言ったところだろう。
というわけで、第4巻では、ひかるとめいのエッチなところをとことん堪能してしまうのがヨシ! 着ぐるみ星人がナニを仕掛けてきても「お気楽&エッチな“リトルビッチーズ”が軽~く解決しちゃうんじゃないかなぁ」と思いながら、そんなふたりが「これからどんな風に濡れ濡れにされちゃうんだろう?」と期待しながら読むのをお勧めしよう。
(文 = 今俊郎 / Toshiro Kon)
性食鬼 Aliens Meet Girls (1)性食鬼 Aliens Meet Girls (2)性食鬼 Aliens Meet Girls (3)性食鬼 Aliens Meet Girls (4)
既にご購読いただいた方も多いかと思いますが、恒例の「既刊セルフレビュー」最新4巻を最速でお届けです。
未読の方向け。初版特典情報や取扱書店情報⬇
【新刊】『性食鬼 Aliens Meet Girls (4)』発売日🎉🎉🎉
2022年10月20日に秋田書店ヤングチャンピオンコミックスレーベルより、単行本『性食鬼 Aliens Meet Girls(4)』が発売となりました。早いもので、連載開始からもう3年近くになるんですね...
『性食鬼Aliens Meet Girls』4巻レビュー
新章突入! 今度のヒロインはリトルビッチーズ!
前巻までで描かれてきた連続強姦事件——通称「新宿事件」がひとまずの終幕を迎えてから約一ヶ月後。世間は9月。学生は長い夏休みを終えて新学期を迎える季節。
ということで始まった『性食鬼 Aliens Meet Girls』第4巻。ここから始まる第2章は、1章にもサブキャラとして登場していた池田ひかる&秋元めいの女子校生コンビが主人公となり、「リトルビッチーズ編」と銘打たれている。
第1章では、柚木凛々香・橘美耶というなかなかに気の強そうな女性ふたりをダブルヒロインに据え、エロいだけでなく、ハードなリョナ展開などもあったスピン・オフ作だったが、主人公が変わって果たしてどう展開していくのか……?
と思う間もなく、夏休み明けの実力テストに打ちのめされている新ヒロインのひとり、池田ひかる。
そんなひかるを慰めようとしているのか、take it easy 精神で遊びに誘う秋元めい。
「ナルホド。第1章でのいかがわしいバイトシーンは、こうやって始まったのか!」
……と納得できるふたりの友情関係というか、悪いお友達関係というか。
なんか、第1章と比較するとかなり軽~い感じで始まり、「もしかして女子校生コンビの甘酸っぱい日常ぶりを堪能するのが第2章のコンセプト?」と秘かに喜んだのもつかの間。
ゲームセンターのトイレでひかるの背後に立ったのは、お馴染みの着ぐるみ星人たちだった!
初っ端から大ピンチに陥るふたり。
あの爛れたバイト生活から足を洗ったかと思いきや、すぐにまた逆戻りなのか?
――そんな彼女たちを救う謎の救世主、謎のバニー美女の登場だ!
まぁ、ほぼ全ての読者にとって、なにが謎なのか分からないほどの有名人の登場だと思うので、この辺の説明はザックリ省くとして。よく分からない人はスピン・オフ元の原作『性食鬼』を頭から一読することをお奨めしておく。
バニー星人からのミッション。「我々と契約して、戦士になってよ!」
ラビ島とうさ山と名乗るふたりは、ひかるとめいに「着ぐるみ星人と戦う戦士になってほしい」と、とんでもない依頼をふっかけてくる。
その為の武器として「簡易着ぐるみレーダー」と「対着ぐるみ銃」を支給され、ひかるとめいの“リトルビッチーズ”は、着ぐるみ星人たちを炙り出す戦いへと身を投じて行くのだった。
これぞ王道。プリキュア展開(笑)。
さて。ふたりが着ぐるみ星人をあぶりだす方法というのが「JKのコトを助平な目で見てくる男どもをうまく誘い出し、焦らして正体を明かさせる」というもの。
サラリーマン風の中年男性から、ちょいチャラ目の青年まで、一見なんの変哲もない成人男子たちが次々と着ぐるみ化していく展開は、セクハラや痴漢などの性犯罪が横行する現実社会とのシンクロ性も垣間見え、我々の住んでいる世界の闇深さを匂わせている。
表向きデフォルメタッチなライトSF作品と見せかけて、ときどきこういう生々しくエグ味のあるシチュエーションが紛れ込んでくるあたりが、1章から続くこのスピン・オフシリーズの見所のひとつかもしれない。
青春はラブコメだ! エッチは駆け引きだ!
着ぐるみとの激しい戦いを繰り広げる一方で、学生生活を満喫するのも忘れないひかるとめい。
ひかるには気になる男子ができたりして。
それに気づいためいがちょっかいをだしたりと、楽しく毎日を過ごしているわけだが――。
お相手の彼「高城光希(たかぎみつき)」クンは、或十せねか作品ではお馴染みの、女子垂涎ショタっ気たっぷり可愛い系男子だ!
第1章の大人のエロさあふれるエッチシーンとは一味も二味も違った、初々しくも歯止めの効かない濃厚なエロが期待できるキャラ立て!
ようやくエンジンが掛かってきたな!と、喝采である。
ひとつ懸案があるとすれば、ひかるもめいもオネショタの「オネ」分がややパンチ不足な子たちなので、この先どう折り合いを付けていくのだろうか?
そんな彼とふたりの彼女に、新たな着ぐるみ星人の魔の手が襲い掛かってきて――!?
まとめ。『性食鬼Aliens Meet Girls』4巻の見所!
とまあ、そんな感じの第4巻。
主人公が女子校生二人組ということで、制服エッチや百合プレイなんかも随所に登場し、甘酸っぱいエロ行為を存分に堪能できる。
その一方で、着ぐるみ星人たちが起こす事件は、まだまだ表には出てこない。
はたして「新宿事件」に匹敵するような事件に彼女たちが巻き込まれていくのか……そのあたりはこれからのお楽しみと言ったところだろう。
というわけで、第4巻では、ひかるとめいのエッチなところをとことん堪能してしまうのがヨシ! 着ぐるみ星人がナニを仕掛けてきても「お気楽&エッチな“リトルビッチーズ”が軽~く解決しちゃうんじゃないかなぁ」と思いながら、そんなふたりが「これからどんな風に濡れ濡れにされちゃうんだろう?」と期待しながら読むのをお勧めしよう。
(文 = 今俊郎 / Toshiro Kon)
関連記事:『性食鬼Aliens Meet Girls』1~3巻あらすじ紹介
2022/8/15
性食鬼 Aliens Meet Girls 第1巻 セルフレビュー 「YC烈の大人気作『性食鬼』の美味しいとこだけスピンオフ!」
1stシーズン終了からだいぶお待たせしてしまいましたが「性食鬼Aliens Meet Girls」4巻の発売日が、2022年10月20日(木)予定となりました。ということで本日は、シリーズ未読の方のために既刊のおさらい&紹介回...
2022/9/13
性食鬼 Aliens Meet Girls 第2巻 セルフレビュー「バカエロい女見つけてよ~、ヤベーぜ!オレお持ち帰りされちゃうかもしんねー」
先月の1巻セルフ(?)レビューに引き続き、2022年10月20日(木)発売予定の「性食鬼Aliens Meet Girls」4巻に向けた、シリーズ既刊の復習&紹介回。今回は単行本2巻の見所をギュッと纏めてみましたので...
2022/10/11
性食鬼 Aliens Meet Girls 第3巻 セルフレビュー「貴女たちが我々の星のように滅びないことを……」
「性食鬼Aliens Meet Girls」4巻の発売が、あと一週間ほどに迫ってまいりました。初版限定特典の付く店舗などもありますので、事前予約 or 当日店舗ダッシュをお忘れなく。というわけで本日は最近恒例のセルフレビュー、第3弾です...
性食鬼 Aliens Meet Girls (4) 主な販売サイト
性食鬼 Aliens Meet Girls (4)主なオンライン書店
主な電子書籍版サイト
『性食鬼 Aliens Meet Girls』既刊紹介
『性食鬼 Aliens Meet Girls』1~4巻は、全国の書店・電子書籍サイトなどにて好評発売中です。性食鬼 Aliens Meet Girls (1)性食鬼 Aliens Meet Girls (2)性食鬼 Aliens Meet Girls (3)性食鬼 Aliens Meet Girls (4)
「性食鬼Aliens Meet Girls」4巻の発売が、あと一週間ほどに迫ってまいりました。
初版限定特典の付く店舗などもありますので、事前予約 or 当日店舗ダッシュをお忘れなく。
というわけで本日は最近恒例のセルフレビュー、第3弾です。
今回もセルフレビューと銘打ちつつ、プロライター・インタビュアーの今俊郎氏にご執筆いただきました。
1~2巻レビュー記事はコチラ⬇
――藤原369☆率いるホストグループに拉致された久我颯真。
――真理に一歩近付いた科学者・深大寺杏子に迫る危機。
――ラストに登場したうさ耳シルエットの正体。
様々な引きで読者をやきもきさせた『性食鬼 Aliens Meet Girls』第2巻から、極上のエロティック・ミステリーは、いよいよクライマックスの第3巻へと突入する。
ところで369☆さんは「☆」までが本名なのだろうか? いや源氏名か?
いずれにしても読みづらいので本稿では「369」と表記させていただく。
369が経営するホストクラブの地下室にある、ヤリ部屋兼監禁部屋。
そこに次々と連れ込まれる深大寺杏子や久我颯真ら、着ぐるみにとっての危険分子たち。
そしてヒロイン柚木凛々香もまた、颯真を餌に呼び出される。
徹底抗戦を貫く美しき女性科学者が、目の前で着ぐるみの精欲に飲み込まれていくのを見せつけられる久我。グッタリうなだれる深大寺に続き、凜々香に手が掛けられたその時、颯真の怒りが頂点に達する。
鉄格子をへし折り、室内に飛び出した久我の大攻勢を受け、着ぐるみサイドは大混乱に陥る。
一方、そんな大混乱の地下室においてひとり、冷静に戦況を見つめる目があった。
深大寺を救うべくアジトに潜入していた刑事・橘美耶は、助けを求める着ぐるみたちの通話から、この事件の黒幕が身内に潜んでいたことに気付いてしまう。
動揺した隙をつかれ、天井裏から引きずり出される橘。
「これ幸い」と彼女を人質に取る着ぐるみだが、逆上した久我には関係のないご様子。
そんな男(=着ぐるみ星人)たちの好き勝手な言い草に、ついに凜々香がキレてしまう。
最初の着ぐるみ星人がこの星にやってきて以来、その侵略行為に曝され、理不尽に着ぐるみ化させられた地球人男性は数知れず。
そんな彼らのささやかな抵抗手段は「女王にエキスを献上する」という本来の役目を無視し、着ぐるみとして得た能力を専ら自らの快楽享受のために使うこと。
だが、そんな彼らにとって避けて通りたい存在がふたつある。
ひとつは、言わずと知れた本隊の関係者。
働きバチに戻るのはゴメンだ!
もうひとつは、極上でエロス純度の高い、高すぎるエキスを持った女性たちの存在。
器を超えるエキスは身を滅ぼす。
一介の男子校生だった久我を覚醒させた凛々香に始まり、着ぐるみの吸精行為をすべて受け止める深大寺杏子、内に秘めたエロスがだだ漏れになり全てトロかし尽くしてしまう橘美耶。
一網打尽にせんと集めたはずの危険分子たちは、着ぐるみにとっての劇薬揃いだったのだ。
甘美な劇薬を浴び、369率いる野良着ぐるみグループは崩壊。
橘が追っていた連続暴行事件はここに一応の終息を迎えたのだった。
実行犯が自滅したとは言え、黒幕の篁は未だ健在。
真実をまた握りつぶされないうちにと、痛みを堪え篁の逮捕へ向かう橘だが……。
したたかに権力の中枢まで駆け上った篁の力は369とは比べ物にならないほど強大で、369を簡単に吹き飛ばした橘の清純エロスも、彼にとっては格好の餌としか映らない。
「ヴァージンだが、淫欲だけは人並み以上のメス」
ズバリ本質を見抜かれ、窮地に追い込まれる橘。
そんな彼女を助けたのは、身をやつして警視庁に潜入していた伊賀崎真彩だった。
デニール星の生き残り。
そう告げた彼女は、篁を連れてゆく……。
男性に対してとことん強気な姿勢を崩さない女子校生凛々香と、科学者深大寺。
このふたりが、これでもかと着ぐるみに弄ばれ表情を歪めるシーンを見たい。そう切望していた読者諸氏は少なくないのではなかろうか。
本巻では、着ぐるみに拉致された凜々香と深大寺のあられもない姿がとことん堪能できる。
それだけで価値ある1冊と言えるだろう。
が、そこでやられっぱなしのままじゃないのが、さすが或十せねかの描くヒロイン達。
隙を見せたキグルミに対しては、とことん上から目線で責め立てる。
また、話がクライマックスへと進んでいく都合上どうしてもお色気シーンは削られがち、かと思いきや、サブキャラの濡れ場もしっかり健在だ。
こうしてメス出してる彼女も、熾烈な受験競争を勝ち抜いてきた才媛かと思うと、なかなか背徳感のある一コマだし、社会の発展と性欲の強大な因果関係について考えずにはいられない。
ということで、女子校生から大人のお姉さんまで、様々なエロスを楽しませてくれた本シリーズの第1部はこの3巻までで終了。
と同時に、第2部の連載続行の発表もされ(この記事が世に出る頃には新ヒロインたちも活躍もめざましいかと思う)、まだまだ続くスピン・オフ版『性食鬼』。
或十せねかの描くフェチ度の高い、そしてバリエーション豊富な女性たちの艶笑。
Rusty Soulの構築する一見深みのある、そしてどことなくコミカルな世界観。
第2部がどのような展開になっていくのかに思いを馳せると同時に、ぜひとももう一度1~3巻を読み返してほしい。
スピンオフシリーズ1~3巻、原作シリーズ1~17巻はいずれも、全国の書店および電子書籍サイトにて購読可能だ。
初版限定特典の付く店舗などもありますので、事前予約 or 当日店舗ダッシュをお忘れなく。
2022/10/5
【新刊】『性食鬼 Aliens Meet Girls(4)』 2022年10月20日発売予定
長らくお待たせしておりました、秋田書店『どこでもヤングチャンピオン』にて連載中の『性食鬼 Aliens Meet Girls』4巻の発売日が、2022年10月20日(木)となりました!! 首都圏で発生した連続強姦事件沈静化から...
というわけで本日は最近恒例のセルフレビュー、第3弾です。
今回もセルフレビューと銘打ちつつ、プロライター・インタビュアーの今俊郎氏にご執筆いただきました。
1~2巻レビュー記事はコチラ⬇
2022/8/15
性食鬼 Aliens Meet Girls 第1巻 セルフレビュー 「YC烈の大人気作『性食鬼』の美味しいとこだけスピンオフ!」
1stシーズン終了からだいぶお待たせしてしまいましたが「性食鬼Aliens Meet Girls」4巻の発売日が、2022年10月20日(木)予定となりました。ということで本日は、シリーズ未読の方のために既刊のおさらい&紹介回...
2022/9/13
性食鬼 Aliens Meet Girls 第2巻 セルフレビュー「バカエロい女見つけてよ~、ヤベーぜ!オレお持ち帰りされちゃうかもしんねー」
先月の1巻セルフ(?)レビューに引き続き、2022年10月20日(木)発売予定の「性食鬼Aliens Meet Girls」4巻に向けた、シリーズ既刊の復習&紹介回。今回は単行本2巻の見所をギュッと纏めてみましたので...
『性食鬼Aliens Meet Girls』3巻レビュー
――藤原369☆率いるホストグループに拉致された久我颯真。
――真理に一歩近付いた科学者・深大寺杏子に迫る危機。
――ラストに登場したうさ耳シルエットの正体。
様々な引きで読者をやきもきさせた『性食鬼 Aliens Meet Girls』第2巻から、極上のエロティック・ミステリーは、いよいよクライマックスの第3巻へと突入する。
ところで369☆さんは「☆」までが本名なのだろうか? いや源氏名か?
いずれにしても読みづらいので本稿では「369」と表記させていただく。
ホストクラブ地下の密室でぶつかり合う肉体と肉体。
369が経営するホストクラブの地下室にある、ヤリ部屋兼監禁部屋。
そこに次々と連れ込まれる深大寺杏子や久我颯真ら、着ぐるみにとっての危険分子たち。
そしてヒロイン柚木凛々香もまた、颯真を餌に呼び出される。
徹底抗戦を貫く美しき女性科学者が、目の前で着ぐるみの精欲に飲み込まれていくのを見せつけられる久我。グッタリうなだれる深大寺に続き、凜々香に手が掛けられたその時、颯真の怒りが頂点に達する。
鉄格子をへし折り、室内に飛び出した久我の大攻勢を受け、着ぐるみサイドは大混乱に陥る。
一方、そんな大混乱の地下室においてひとり、冷静に戦況を見つめる目があった。
深大寺を救うべくアジトに潜入していた刑事・橘美耶は、助けを求める着ぐるみたちの通話から、この事件の黒幕が身内に潜んでいたことに気付いてしまう。
動揺した隙をつかれ、天井裏から引きずり出される橘。
「これ幸い」と彼女を人質に取る着ぐるみだが、逆上した久我には関係のないご様子。
そんな男(=着ぐるみ星人)たちの好き勝手な言い草に、ついに凜々香がキレてしまう。
着ぐるみとは――誰が何のための存在か?
最初の着ぐるみ星人がこの星にやってきて以来、その侵略行為に曝され、理不尽に着ぐるみ化させられた地球人男性は数知れず。
そんな彼らのささやかな抵抗手段は「女王にエキスを献上する」という本来の役目を無視し、着ぐるみとして得た能力を専ら自らの快楽享受のために使うこと。
だが、そんな彼らにとって避けて通りたい存在がふたつある。
ひとつは、言わずと知れた本隊の関係者。
働きバチに戻るのはゴメンだ!
もうひとつは、極上でエロス純度の高い、高すぎるエキスを持った女性たちの存在。
器を超えるエキスは身を滅ぼす。
一介の男子校生だった久我を覚醒させた凛々香に始まり、着ぐるみの吸精行為をすべて受け止める深大寺杏子、内に秘めたエロスがだだ漏れになり全てトロかし尽くしてしまう橘美耶。
一網打尽にせんと集めたはずの危険分子たちは、着ぐるみにとっての劇薬揃いだったのだ。
甘美な劇薬を浴び、369率いる野良着ぐるみグループは崩壊。
橘が追っていた連続暴行事件はここに一応の終息を迎えたのだった。
謎多き美人秘書、伊賀崎真彩。
実行犯が自滅したとは言え、黒幕の篁は未だ健在。
真実をまた握りつぶされないうちにと、痛みを堪え篁の逮捕へ向かう橘だが……。
したたかに権力の中枢まで駆け上った篁の力は369とは比べ物にならないほど強大で、369を簡単に吹き飛ばした橘の清純エロスも、彼にとっては格好の餌としか映らない。
「ヴァージンだが、淫欲だけは人並み以上のメス」
ズバリ本質を見抜かれ、窮地に追い込まれる橘。
そんな彼女を助けたのは、身をやつして警視庁に潜入していた伊賀崎真彩だった。
デニール星の生き残り。
そう告げた彼女は、篁を連れてゆく……。
まとめ。『性食鬼Aliens Meet Girls』3巻の見所!
男性に対してとことん強気な姿勢を崩さない女子校生凛々香と、科学者深大寺。
このふたりが、これでもかと着ぐるみに弄ばれ表情を歪めるシーンを見たい。そう切望していた読者諸氏は少なくないのではなかろうか。
本巻では、着ぐるみに拉致された凜々香と深大寺のあられもない姿がとことん堪能できる。
それだけで価値ある1冊と言えるだろう。
が、そこでやられっぱなしのままじゃないのが、さすが或十せねかの描くヒロイン達。
隙を見せたキグルミに対しては、とことん上から目線で責め立てる。
また、話がクライマックスへと進んでいく都合上どうしてもお色気シーンは削られがち、かと思いきや、サブキャラの濡れ場もしっかり健在だ。
こうしてメス出してる彼女も、熾烈な受験競争を勝ち抜いてきた才媛かと思うと、なかなか背徳感のある一コマだし、社会の発展と性欲の強大な因果関係について考えずにはいられない。
まだまだ終わらない『性食鬼Aliens Meet Girls』は第2部へ!
ということで、女子校生から大人のお姉さんまで、様々なエロスを楽しませてくれた本シリーズの第1部はこの3巻までで終了。
と同時に、第2部の連載続行の発表もされ(この記事が世に出る頃には新ヒロインたちも活躍もめざましいかと思う)、まだまだ続くスピン・オフ版『性食鬼』。
或十せねかの描くフェチ度の高い、そしてバリエーション豊富な女性たちの艶笑。
Rusty Soulの構築する一見深みのある、そしてどことなくコミカルな世界観。
第2部がどのような展開になっていくのかに思いを馳せると同時に、ぜひとももう一度1~3巻を読み返してほしい。
『性食鬼Aliens Meet Girls』3巻を読むには?
スピンオフシリーズ1~3巻、原作シリーズ1~17巻はいずれも、全国の書店および電子書籍サイトにて購読可能だ。
性食鬼 Aliens Meet Girls (3) 電子書籍版 主な配信サイト
性食鬼 Aliens Meet Girls (3)性食鬼 Aliens Meet Girls (3) 書籍情報カード
近くの書店で見当たらない場合は、以下の書籍情報カードを提示して取り寄せ注文が可能(クリックで拡大表示可能)。